April 22, 2000
乙さん
Bracket Off
乙さんはBracket Offでした。
Bracket Bondingをしたのが2年前でした。
乙さんは日本のハイシャさんで破壊されまくり、
下の前歯4本は即抜歯!!
上の2本も抜歯!!
と宣言されていました。
G.V. BLACK DENTAL OFFICEで修復治療を行い、
歯周病の治療をして、この時点での
最高の状態になりました。
04/22/00 08:30 a.m. BB直前の様子↑
しかし、下の前歯4本はこのような角度で
生えていたのでは、いづれ歯周病は再発し、
抜歯は確実となります。
良くなったとは言っても4本のうち#25は、
この時点で、もう骨のサポートがゼロですから
抜歯です。
#25を抜いて、隙間が出来た上に、
歯がこのようにガタガタした状態では、
歯磨きもまともにできない乙さんには
ちゃんとした管理はできません。
そこで矯正の治療をして復活を目指すわけです。
ここで知っておかなければならないのは、
日本のハイシャさんに歯周病を治すという目的で
矯正をされたら、いつか歯は
全部抜歯になる危険性があります。
それは準備段階の治療と矯正治療の内容が
G.V. BLACK DENTAL OFFICEと
日本のハイシャさんでは全く違うのです。
歯周病の人で、これを見て近所の
日本のハイシャさんにかけ込んで
矯正を御願いしようとしている人は、
そのことを承知しておいて下さい。
予定通りホープレスの#25を抜歯して
矯正が始まりました↓。
04/22/00 12:30 p.m. BB直後の様子↑
乙さんは男Anitaと呼ばれるくらい歯の管理には
気を使わない人でした。
ブラケットが12回程外れたので
4カ月~6カ月のロスがありました。
つまり乙さんがちゃんと管理出来ていれば
1年半以下で終わったブラケットの矯正だったのです。
最終チェックの段階です↓。
05/25/02 1週間前の様子↑
#11の犬歯のポジションがいまいちですが、
この犬歯は口蓋の奥に生えていたものを2cmほど
移動させたので、これがほぼ限界です。
ただしDPにより劇的に改善される可能性は
まだ残っています。
そのためには乙さんが歯の管理に真剣に
取り組まなければなりません。
Bracket Offです↓。
06/01/02 本日BO直後の様子↑
3年前までは、明日にも4本抜歯だ!
と日本のハイシャさんに脅かされていた
下の前歯も1本を失っただけで、
もう心配はなくなりました。
審美的に大規模な向上をし、
咬合もほぼ完璧となり、乙さんのイメージも
健康状態も劇的にプラスサイドに変わりました。
こんな乙さんの姿を見て、
一番喜んでいるのは奥さんと娘のみーちゃんです。
おめでとう。
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