January 22, 2005
乙さんの5年間の歩み
今日の一番は乙さんでした。
Prophyです。
01/22/05 本日 Prophy後の様子
5年前、乙さんはあわや下の前歯4本を含む
合計6本の歯を歯周病で
日本のハイシャさんに抜かれそうになりましたが、
G.V. BLACK DENTAL OFFICEに来て5本は救われ、
それまで自分の一番醜いと自分で呪っていた歯が、
いつの間にか自分の一番美しいものになり、
絶好調の日々を送っています。
早稲田大学他の非常勤講師になったり、
会社の重役になったりと快調な人生です。
それではこの5年間の歩みを振り返ってみましょう。
初診の時は下の前歯に歯石ブリッジという
恐ろしい歯周病製造器がアタッチされていました。
お口の中も歯周病・歯槽膿漏が蔓延しており、
このままでは入れ歯の人生は確定的でした。
08/11/99 初診時↑
歯石ブリッジを取り除き、修復治療が終わると、
ほとんどの歯は回復し、
抜歯とは永遠の決別をしましたが、
歯石ブリッジがひどかった
#25はホープレスになりました。
04/22/00 Bracket Bonding 直前↑
ここでの問題は抜いた跡はどのようにするか?
ということになります。
日本のハイシャさんは確実に
自分の金儲けになるだけのインプラントを薦め、
お年寄りの善良だけれど技術のない歯科医は
ブリッジを薦める、定番のケースです。
しかし、Evidence Based Medicine (EBM)に
基づいたアメリカ歯科標準治療である
近代歯科治療の薦める方法は違う
のです。
G.V. BLACK DENTAL OFFICEが行う近代歯科治療は、
このようなスペースは
歯列矯正で無くしてしまおう
という方法なのです。
04/22/00 Bracket Bonding、抜歯終了後↑
私がこのことをDental Diaryで発表すると、
世の中の日本のハイシャさんたちは、
いろいろな歯科関係の掲示板で
私のことを詐欺師!
だとか
山師!
だとか
カルト!
だとか好き勝手なことを言いました。
自ら日本一だと自称する
東京医科歯科大学歯学部の矯正科の教官ですら、
できないと断言するような治療が
簡単にできてしまう
G.V. BLACK DENTAL OFFICEの行う
アメリカ歯科標準治療は、
日本のハイシャさんには、
夢のまた夢の治療
で、治療の予後を想像すらできなかったからです。
02/01/01 歯列矯正中↑
ほぼ2年の時間をかけて歯列矯正が終わると
歯並びは整い、こんな感じになりました↓。
06/01/02 BO直後の様子↑
G.V. BLACK DENTAL OFFICEで行う歯列矯正は
通常1年半を目標に終了しますが、
乙さんの場合は1本1本の歯が通常の場合よりも
手間のかかる位置にあったことと
(特に#11犬歯は口蓋に埋まるほどであった)
乙さんの管理が悪くブラケットが頻繁に
取れてしまったので半年長くかかり、
2年となりました。
手間のかかる位置にあった歯として
#11の犬歯の移動に注目します↓。
08/11/99 初診時↑
上の初診時の写真では#11が見えていません。
それは#11がひどい位置にひどい角度で
生えていたために、
外側からは見えていなかったからです↓。
04/22/00↑
恐らく日本のハイシャさんにしかかかれない人は、
あっという間に抜かれてしまう位置にある#11です。
G.V. BLACK DENTAL OFFICEでは、
それにブラケットを付けて
本来あるべき正しい位置に移動させることが、
歯を守るための第一の治療として選択されます↓。
04/22/00 Bracket Bonding 直後↑
08/06/00 4ヶ月が経過↑
09/09/00 5ヶ月が経過↑
02/01/01 10ヶ月が経過↑
このように10ヶ月程度で#11の犬歯は
動きましたが、乙さんのお口の中は、
#11ほどひどい位置にはないが、
おかしな位置にある歯は多くあって
咬合を決めていく上で、時間が必要だったのです。
また歯周病である人の歯を歯列矯正で動かす、
というのは非常にデリケートな力が必要とされ、
通常の歯列矯正のような
力をかけると骨は一気に溶けて
なくなり歯が抜けてしまう
ので、その点でも時間がかかりました↓。
06/01/02 Bracket Off↑
Bracket Offの時点で#11は理想的な位置から見ると
少しずれていますが、乙さんの顎の骨が
このような形であるため#11はこれ以上動かない、
ということから、これでOKとなりました。
06/01/02 Bracket Off↑
G.V. BLACK DENTAL OFFICEではこの後、
DPという装置で3ヶ月歯をさらに動かし、
理想的な位置に固定することをします。
それが無事終わったので、歯が安定したことを
確認した後は、歯牙漂白・ホワイトニングを
開始しました。
1ヶ月間、上の歯を漂白すると
こんな感じになりました↓。
10/26/02 ホワイトニング1ヶ月経過↑
さらに、ホワイトニングを3ヶ月続けると、
今まで歯で悩んで人の前で
歯を見せて笑うことのできなかった乙さんが、
会社の同僚や仕事先の人、特にアメリカ人から、
歯がきれいだ!と誉められるようになったのです。
それが乙さんが自分の歯に目覚めて、
新しい笑顔に誇りを持った瞬間でした↓。
12/28/02 ホワイトニング3ヶ月経過↑
日本のハイシャさんがホワイトニングを行うと、
そんなに白くならないし、
すぐに元に戻る!
と言われていますが、
G.V. BLACK DENTAL OFFICEで
ホワイトニングをすると、
何故かずっと白いままなのです↓。
01/22/05 本日 Prophy後の様子
丸二年が過ぎても乙さんの歯は白く、
そしてますます健康な強い歯になっています。
そして乙さんは栄光に向かって
まっしぐらの人生をばく進中です。
G.V. BLACK DENTAL OFFICEでは
歯周病は過去の病気、
つまり簡単に治せる病気
であると定義しており、歯槽骨が残っていれば、
進行は簡単に止められて、
乙さんのように復活することは
簡単であるとすでに何度も何度も証明しています。
歯周病は治らない!
とか
歯周病になると
歯は一気になくなる!
というのはレベルの低い歯科治療しかできない
日本のハイシャさんの言い訳であることを、
デンタルIQナノ以下の人でも、
もう気づかなければならない時代になっています。
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