October 11, 2003
トーマス上田 笑顔の重要性
今から2年3ヶ月前の2001年7月8日の
Dental Diaryに私は次のように書きました。
*****
July 08, 2001
トーマス上田
#6,7,8,9,10 Temp Del
今日の一番はトーマス上田でした。
#6,7,8,9,10,11 Temp Delです。
本来ならば
一番最後に修復を終える上の前歯の治療を、
初期の段階で終わりにしなければならない、
という状況に
追い込まれているトーマス上田の歯は、
かなり深刻に破壊されているのです。
奥歯も一刻の猶予もならないほど
早急な対応をしなければならないのですが、
上の前歯の状態が悪すぎて、
このままでは審美を語ることも
できなくなるような状態になるのは、
明らかなため前歯のTempを
徹夜しようが何しようが作り上げて、
何がなんでも今日中に
終わらせなければならない!
という治療です。
日本のハイシャさんにいくらお金を積んで、
G.V. BLACK DENTAL OFFICE
と同じ事をやってくれ!
と頼んでも永遠にできない治療です。
これがレベルの低い歯科治療の仮歯です↓。
仮歯の周りの歯茎は赤く腫れて腐っています↓。
05/23/01 初診時の様子↑
そして復活のための治療が始まり、
これがRCTを終えたばかりの状態です↓。
根尖の白い部分は病巣があるのを示しています↓。
06/08/01上の前歯のRCT Fill終了時の様子↑
とても大きな病巣で、
これでは歯は神経を取られていてもうずくわけです。
9日前の状態です↓。
腫れて腐った歯ぐきはまだ切ってはいません。
06/29/01 1週間前の様子↑
2日前の状態です↓。
歯ぐきを切り、コアが入りました。
07/06/01 2日前の様子↑
前歯のコアは必ず
14K以上のゴールド
で作らなくてはいけません。
またトーマス上田のようなダメージが大きすぎて、
脆くなった歯の場合、
コアは治療している歯の状態を
一番理解しているはずの
治療をしているDENTISTが作る!
というのがアメリカの一流では常識ですが、
日本のハイシャさんは技工所に発注しています。
コアはどんなに遅くとも
印象を取った次の日に
Delされなくてはならない
ため、
技工所に発注する時間の余裕は無いはずですが、
日本のハイシャさんはそんな治療の常識も
知らないため、平気で外注して、
1週間も2週間も後にDelしています。
このような完璧なコアが入っても、
レベルの低い歯科治療の仮歯が入ったのでは、
歯はどんどん駄目になりますので、
虫歯にもならず、
歯ぐきも綺麗に健康になるような
Tempを作らなくてはなりません。
それも
印象をとってから2日以内
というのが、トーマス上田のような
ボロボロの歯ぐきを持つ人の時間的な限界ですから、
徹夜しようと何をしようと、
時間以内に完成させなければならないのです。
今日の様子です↓。
07/08/01 Temp Del直後の様子↑
綺麗な歯です。
この自分のものになった歯を見て、
うかつにも涙目になったトーマス上田は、
この瞬間に今まで
自分に足りなかった
何かを感じた
はずです。
そしてそれがあれば
自分はこれからの人生が、
どんなに他人から見て過酷であっても、
毎日楽しく
生きていける自信
を得たはずです。
ランド先生は、余裕のない、がむしゃらな態度で
ストイックになって仕事をしている人に言いました。
「もっと笑わないと、
人生は楽しくならない。」
G.V. BLACK DENTAL OFFICEで
笑い声が絶えないのは、
この教えが浸透していることと、
G.V. BLACK DENTAL OFFICEで治療を受けた人は、
歯を見せて
大きなスマイルで
笑うことが出来る!
という2つの理由からなのです。
トーマス上田に無かったのは、
白い歯をみせて笑う美しい笑顔
でした。
美しい笑顔は白い歯で象徴されます。
トーマス上田のこの歯は
矯正を終えるまでの一時的なものですが、
G.V. BLACK DENTAL OFFICE以外の
アメリカでも十分
通常の修復として使われるものです。
綺麗な陶器の歯を作ることの出来る
技工士は日本にも多くいます。
しかし、
歯を治し、
歯ぐきを治し、
咬合を治し、
顎関節症を治し、
笑顔を治してくれる前歯を作れる
技工士はいません。
それは技工士は
実際の患者には
触れてはならないからです。
治すための情報が不足しているのです。
世界の一流と言われる
DENTISTは皆が皆
自分で技工をします。
G.V. BLACK DENTAL OFFICEでの技工は
私が全部作るのです。
技工士はいますが、それは単なる
アシスタントにすぎません。
トーマス上田のTempは
トーマス上田を違った世界に連れていってくれる
役割を果たしてくれます。
そのためには、
今まで過ごしてきた
過去の生活習慣は
捨てなければなりません。
そして、G.V. BLACK DENTAL OFFICEで
約束した全てのことをやり抜けば、
今生きている世界が、新世界に変わるのです。
*****このDental Diaryから2年3ヶ月経過した
現在のトーマス上田の様子を紹介します。
10/11/03 本日の様子↑
歯も歯茎も完璧に健康になり、
噛み合わせも完璧になっています。
上の前歯がまだテンポラリーなのは、
まだとても綺麗なのでトーマス上田が
気に入っているためです。
従って現在のトーマス上田は予定通り
多くの人の前で
歯を力一杯見せて笑える
ようになっています。
それはトーマス上田が自分の歯は綺麗で
誰にも負けないという自覚がある
からに他なりません。
トーマス上田 Here !(オフ会会場)↓大和ジム
トーマス上田の笑顔に比べ
山桜哲やロッキー調布がぎこちないのは、
トーマス上田よりも
歯が完璧になってからの時間が少ないために、
歯を見せて笑うことに
まだ慣れていないからなのです。
それにしても大和ジムは怪しい。
FORTUNE COMES IN BY A MERRY GATE!
この時代にはまだ「御茶ノ水Note」はありませんでした。
コメントをお書きください