まず理想的な歯列矯正の症例を見て見ましょう。
YouTube・5分でわかる15才アンナの歯列矯正↓
30才のOLです。
歯列矯正をして1年が経過しましたが、なかなか歯が思うように動かないので、インプラントをして、歯を動かす方法を薦められました。
インプラントをすることには抵抗があるのですが、どうなのでしょうか?
小沢つぐ子
結論:
G.V.BLACK DENTAL OFFICEではやる必要がないのでやっていません。
説明:
私がインディアナ大学の大学院にいたとき、親友の台湾人のウエィナンが矯正科のロバーツ教授の下で、インプラント矯正の研究をしていたので、私も非常に興味を持ち、基本的なことは学んだので、いつか適応症例があれば、やってみたいと思っていました。
しかし、G.V. BLACK DENTAL OFFICEでは、見かけが普通の範囲の人で、健康状態も普通の人の範囲の人の歯列矯正を過去20年間以上にわたり行って来た中で、インプラント矯正が必要であった人は一人もいません。
G.V. BLACK DENTAL OFFICEでは、インプラント矯正をしなくても、ブラケット装着期間が1年程度で終わる人ばかりだからです。
一般的に、インプラント矯正は次のように言われています。
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メリット
(1)治療期間が短くなる事が多い
(2)抜かない治療の幅が広がる
(3)外科手術が適応の場合でも手術なしでの治療が可能な事があるデメリット・インプラントを埋入する必要がある(インプラントにまつわる問題が起こる可能性がある)
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G.V. BLACK DENTAL OFFICEで行われている歯列矯正を考えた場合、一般的に言われているメリットは全くメリットになっていません。
個別に検証します。
(1)治療期間が短くなる事が多いG.V. BLACK DENTAL OFFICEでは抜歯症例でブラケット装着期間は9ヶ月を目標にしているが、生体反応を考えると、この期間は必要になる
(2)抜かない治療の幅が広がる抜くか抜かないかは歯列矯正前に判明していることが多く、インプラント矯正により決まるものではない
(3)外科手術が適応の場合でも手術なしでの治療が可能な事がある外科的手術が必要な人は、特別な容貌を持っており、G.V. BLACK DENTAL OFFICEでは、そのような人は治療していないということになります。
デメリットはインプラントにまつわるもので、今更、私が言うこともないのでしょうが、インプラントは現在最も訴訟が多い治療方法であるということからも、一般的な症例の人は関わらない方が懸命であると私は考えています。
また、歯列矯正開始前にインプラント矯正を計画しておらず、途中から急に言い出すというのは、術者の技量に問題があると思われるので、別の歯科医院に行って、セカンドオピニオンを求めることをお勧めします。
しかしながら、前述したように、難治症例などで、どうしても必要な人には、画期的な治療方法であることは事実なので、大学病院などでの研究は続けられるべきでしょう。
06/09/04
03/07/18 Updated
Norman Yamazaki, DDS.
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